SSHのポートをフォワードして固定IPからしか接続出来ないサーバーを

サーバーのアクセスが接続元のIPアドレスで制限されている場合外出先などからSSHで入れなくて困っていました。
Logmeinというツールで、社内のWindows PCのデスクトップに入り込んで、そのGUI画面から色々操作していたけどヤッパリ面倒だし、直接SSHWinScpで入りたいしとかいう事でStoneの設定をしてみた。(恒常的な利用は想定してなく、あくまでアドホック的にですが。)
思いの外簡単でした。

手順

1.IPマスカレードでルータのポートを社内のPCにフォワードする。

2.社内のPCにStoneを入れる。

3.社内のPCでStoneを実行する。

4.外部から接続を確認する。

前提

192.168.1.100         200.x.x.x          100.x.x.x
社内PC----(local LAN)----Router----(internet)----SERVER
とします。

1.IPマスカレードでルータのポートを社内のPCにフォワードする。

  これはRouterの説明書を見て頑張って下さい。

  今回は外部からの接続ポートと転送先を以下にしました。
  200.x.x.x:8022 --> 192.168.1.100:8022 としました。

2.社内のPCにStoneを入れる。

  http://www.gcd.org/sengoku/stone/Welcome.ja.html
  からStoneをダウンロードし適当なフォルダに展開。

3.社内のPCでStoneを実行する。

  ファイル名を指定して実行を選び、cmd でコマンドラインを起動。
  stone 100.x.x.x:22 8022[enter]
  でStoneを起動。

4.外部から接続を確認する。

  外部から、200.x.x.x:8022にSSHで接続すると、無事100.x.x.x:22に繋がりました。

  使い終わったら社内PCのコマンドラインでCtrl+cでStoneを停止。
  WindowsマシンをグローバルIPに晒しておくのもアレなので、
  IPマスカレードも使い終わったら設定を削除した方が吉。

なんか、ちょちょっとStone使いたいのに、ググッても、HTTPS越えで自宅サーバーへの繋ぎ方云々という、大がかりな話しばかりなので今後のためにメモ

※ちなみに、このツールを旨く使えば、会社のファイルサーバーに自宅から入るとかなんか色々出来そうで有る意味怖いなと思いました。やっている事はシンプルなんですがね。