2006/07/19 早起きは3Euroの得??

今日はダーツバーでスペイン人に大勝してきました。
腕はまだ落ちてない!?むしろ上がったか?
たまには息抜きも必要ですよ。オイラは息抜き過ぎ。
塩も抜きすぎか?

●朝
  6:00起床?!

  昨夜デビッドから明日は、6時or8時どっちに起きたいか?
  と聞かれ8時と言ったが
  デビッドは午前中に走りたいらしく「俺は6時に起きる」と言い張っている。

  んー。じゃトライしてみるよ・・・
  と6時起き。何とか起床。
  6:30頃荷物をまとめて、タベルナで朝食。

  コーヒーとオレンジジュースとパンとジャムの質素な食事だが、美味しく頂く。
  7:00車で出発。自転車の近くまで送ってもらう。

  7:30倉庫から自転車を出し支度をして、二人とも荷物を装着して準備完了。
  フックの装着具合も良いみたいだ。

  昨日会ったばかりだが、一緒にご飯を食べて同じ部屋で寝て、
  色々話をした同士チャリダーとの別れはチョット寂しい。

  デ「Italyまでがんばれよ!」

  GO「シー。Take care!!」

  と握手をして別れる。
  彼は俺が来たBILBAOの方へ。俺はDEBAの海を見に行く。

  ビーチには掃除をしている人と朝の散歩をしてるおっちゃんが数人。
  いろんな意味でチョット寂しいけど、すがすがしい気分で朝の海を眺める。

  8:00スタート。さあ、山道だ!
  デビッドの持っていた地図には、道路の標高が書いてあった。
  今日の俺の道のりには300mの山越えが2回、しかも海沿いの街に降りるため。
  0m->300m->0m->300m->0mということになる。
  いきなり登りから入る。
  汗がすこし水っぽい。これは塩とらなきゃ。

  朝の海沿い、少し潮の臭いのする涼しい風が駆け抜ける。
  岸壁の先を朝日が昇ってくる。本当に良い気分。

  チャリダーとのすれ違いざま、片手を上げてサインを送る。
  無視されるかもしれないが、みんな同士だよ!がんばれ!

  2時間程走り10:00。無事1つ目の山は越えたか?
  塩分が気になるのと、ボトルの水が残り一本のためカフェで
  クリームパンとアクエリアスを頂く。
  そして、なぜか塩ちょうだい。「ソルト!ソルト!」

  手のひらに塩を少し振って、舐めながらパンを食べる。
  おばちゃんは不思議そうな顔。フフフ。

  この先の道をGPSで確認、しばらく海岸線ギリギリに道が走る。
  こういう場合はアップダウンのある山道と学習済み
  念のためボトルの水を満タンにしてもらいまた走り始める。

  急な登りは確かにきついが、下りが長くなだらかで助かる。
  逆方向からきたデビッドは大変だったろう。

  道はまた山道となる。
  まだ陽が高くない事もあり、森の中の道は走りやすい。

  11:30 もうメータは40kmを過ぎている。
  かなりのハイペース。山を下り徐々に家々が増えてくる。
  道幅も片側2車線、3車線となるSanSebastianはもう近い。

  ここからが大変。
  海に向けて道を下っていくと。この先高速道路の標示。
  えー。全部高速乗っちゃうの?そりゃないよ。

  自転車を止め、近くの工場の入り口へ。
  守衛さんらしき人に、SanSebastianに行きたいんだが、
  自転車でまっすぐ行けるか!?と身振り手振りで聞いてみる。

  何やら、英語ができる。あんちゃんが代わりに応対。
  この先、右へそれる道がある。そっちだ。
  OKサンキューと走り出す、しかし、わかりづらい!

  さっきのあんちゃんがタンクローリーではしってくる。
  「そっちだ、そっちだ!」と身振り手振りで教えてくれる。

  結論。街路樹がじゃまして、
  道路の看板が見えなくなっていただけだった。(T_T。

  SanSebastianは大きな都市だけに、高速やジャンクションが入り交じり。
  2次元の地図だけではなかなかわかりづらい。
  GPSをナビゲーションモードに切り替え。すると、山越え(T_T

  12:00に到着してのんびり飯食ってホテルを探そうと思ったが、
  SanSebastian到着は13:00。ウップス。

  次はTurismo!GPSを見ると1軒発見。
  行ってみるが跡形もない。
  仕方なく警官にきいてなんとかTurismo到着。13:30

●日刊!部屋難民

  マップとホテルリストをもらい。Turismoの前のベンチで眺めてみる。
  5つ星から始まってキャンプまで107軒。
  これなら大丈夫でしょ。と思うのはまだ早い。

  一番条件が良さそうな物件を見つけて、電話。
  この時間に歩き回るのは体力を消耗するだけです。
  「満室です。」ハジマッタ。
  これはどっかに腰を据えて電話しまくらないと行けないパターンか?

  しかし、ホテルの値段が高い高い!
  5つ星 200Euro(single)から始まって、
  どんなに下へ行っても40Euro程度。(ただしバストイレ共同)なんじゃ、そりゃ!
  また、ユースかな?

  と、そんなところに声を掛けてきた人が一人。
  身長160cmくらいで45位の痩せてるおじさん。

  お「you need hotel ?」

  GO「ya-」

  お「if you want , you stay my home」

  GO「ん?」

  お「only 30Euro」

  GO「んん?」

  パッチーと名乗る、おっちゃんは、
  「家に泊まってけよと。30Euroで泊めてあげるよ。
   多分このあたりのホテルはみんなフルだよ。
   俺の家はビーチの目の前の絶好のロケーションの4階だ、眺めが良いぜ
   俺は一人で住んでいて、部屋が空いている。少しお金を稼ぎたいんだ。
   今決めなくてもいい、部屋を見てからきめて良いよ」
  とのこと。

  で、とりあえず行ってみる。(あ、行っちゃうんだ・・)
  (そんなに悪そうな人じゃない気がするので・・)

  海岸から100m。ロケーションは確かに絶好だ。
  建物は古くてエレベータは無い。
  「100年前の建物だぜ」と言っていた
  1階上まで二人で自転車を持って上がる。
  貴重品だけを首に下げて、4階まで階段を上がり部屋へ行ってみる。

  4LDKくらいの少し散らかった家。
  この部屋を君に貸せるよ。窓からはビーチが一望できる。
  ただ、ひとつ問題がある。シャワーが無いんだ。
  トイレ(おっちゃんと共用)はあるがシャワーがない。
  シャワーはビーチで浴びてくるんだ。ナルホド。

  窓際には植物がイッパイ。

  チ「これはマリファナだ、9月になったらカットする。」

  GO「マリファナ!?」

    あーそぅ。

  GO「んー。やっぱりいいよ。」

  チ「そうか、残念だ」

  GO「携帯の番号を教えてくれ、探してきてどうしても見つからなかったら電話する。」

  ト「OK。XXX-XX-XX-XXだ」

  一応かけてみると、着信OK。

  じゃあ!と1階に上げた自転車を二人でおろして別れる。

  んー。不思議な人だ。

  NGの決定打はマリファナだな。終了。

  さて、もう14:00を回っている。
  とりあえずなんか食べよう。
  近くのカフェに入り、コンビナードを。
  ハンバーグ、ポテト、サラダとビールを一杯。フゥー。

  カフェのおっちゃんにホテルを探してるんだがと聞くと。
  この辺に行けばいいんじゃん。とTurismoの周辺を指さす。
  やはりそっちか。

  Turismoを通り過ぎ公園へ。
  日陰のベンチに座って電話電話
  と思うがくつろいでいる人満載でベンチは空いていない。
  自転車を街灯に立てかけ。電話攻撃開始。

  10軒トライ。フル!
  電話の対応も「ホイ?(今日)無理無理と行った感じ。」
  部屋探しに来た分けじゃないし。

  アルベルゲ欄をチェック、1泊60Euroの220室も部屋があるアルベルゲ発見。
  なんだこれは?とりあえず電話してみる。と泊まれるとのこと。
  Ill Arrive 15min Later。と言って電話を切る。
  そして、行ってみる。

  なかなか目的の場所につけない。
  この坂を登っていけばいいかなぁと思った坂はとんでもない上り坂。
  自転車を押して登ると汗が噴き出す。折角乾いたのに・・・

  あまりに見つからないので、通りかかった人に聞いてみる。
  アルベルゲ?そんなのこの辺に無いよ。
  地図。あーこの通りね。あっちあっちと下りを指さす。
  ウップス。ミチマチガエタ。テイウカ、この地図ワカリヅラー(`д´)

  行ってみると山沿いに真新しい巨大な建物が・・・
  フロントに行って、さっき電話したGOだ。というと。
  一泊65Euro朝食付きだが良いか?とのこと。

  まー良いけど、部屋にシャワーとかあるよね?
  アルアル。大丈夫だよ。とのこと。
  やっとこさ部屋ゲット。16:00過ぎ。

  ICチップ付きのルームキー。
  全室インターネットコネクタ完備。PC無い人はフロント脇へどうぞ。
  自転車は自転車置き場へ、今カフェはクローズだ。との事。

  部屋に入ると、とても清潔なきれいなお部屋。
  窓脇にはデスクもあり完璧です。ハイ。
  なんだけど、これってアルベルゲ?(ユースなの?)
  しっくり来ないがまあOK。

●リスタート?
  まずはシャワーを浴びて、
  昨日の日記を書いて、ポッドキャスト入れて。
  洗濯はフルコース(リュック・ヘルメット・短パンincludo)
  で、Mixi見て〜・・・

  あ、21:00回ってる(T_T
  街を観光してないよ・・・
  とりあえず飯食おう。

  フロントに行ってレストランってどの辺に。
  と言ったら、カフェの奥だよと。(あ、館内にアルのね・・・・)

  きれいな学食という感じのビュッフェスタイル。
  おばちゃんが色々言ってるが良くワカランので指さし確認。
  これと、これ。
  ビールは無く、1.5リットルの水をオーダー。
  (後で部屋にもって行きたいし・・・)

  皿1:ブロッコリーとジャガイモニンジンの煮たやつ。ウマイ
  皿2:チキンのソテーとズッキーニがどうのこうの。ウマイ
  &パンで9.5Euroかな?
  んー。さくっと美味しくいただけました。ゴチ

  タバコが切れたので、フロントでタバコを売ってないかきいてみるが、
  館内には無い様子。

  んー。ココは合宿とか修学旅行みたいなので使う場所なのかなぁ?
  ビールやタバコは無い。

  一度部屋に戻り、タバコを買いに外に出る。

  場所が微妙なので回りに何もない、
  500m程歩くと1軒バーを発見。バーにはタバコの自販機があるはず。

  と、こんなところにダーツが!

  と、飲みモードに変更。

  店内にはGaraxy IIが2台。Harrowsのグッズも売っている!
  ダーツ好きばかりが集まるというわけではなく、
  たまたま店のやからが好きだったので置いてみましたと言う感じ。

  ビールを飲みながらダーツをやってる兄ちゃんを見守る。
  そんなにうまくなさそう!?

  俺もやりたいんだ。良いか?とジェスチャーすると。
  1Euroだとのこと。

  ま・ず・は、Creket
  9RoundまででBull以外うめちゃって、17Roundまでかかるが圧勝。

  もう一ゲームある。
  と変なゲームを始めた。

  20,19,18,random,17,16,15,randomと6ラウンド
  20点スタートで、指定の得点の場所へ投げる。
1投目はx1、2投目はx2、3投目はx3となる。

  まーまー入りまくる。
  1投も入らないとマイナスされるようだがほぼパーフェクトに入れていく。
  しかも、3投目でトリプルとか入ると9倍なのでビックリ。

  860点 対 150点くらいで圧勝。
  一瞬店の視線が集まる。

  が、終わると居づらい雰囲気。
  あ、なんか変なアジア人がだいぶ勝っちゃったよ。
  負けちゃった兄ちゃんはそそくさと帰りたい様子。
  なんか気まずい。

  会計をして、thank youと握手をして外へ宿へ戻る。
  ああ、23:00。日記を書いてたら25:00アウ。
  明日も早く起きようか?ムリダナ

●今日のデータ

  走った場所:DEBA-(N-634)-(N-1)-(456?)-SanSebastian
  今日の天気:晴れ時々曇り、夜一時雨
  今日の走行距離:61.77km
  今日の走行時間:5:18:28
  今日の平均時速:11.63km/h
  今日の最高速度:45.06km/h
  今までの走行距離:1430km+LISBON-Torres Vedras

●Internet情報

  場所:SanSebastian ALBERGE OLARAIN
    SanSebastianの街は探せていませぬ。
    ここの宿は全室ネット完備の模様。(要Ethernetケーブル)

●今日のまとめ

  最近、水買うのやめました。
  スーパーで水買うと、安いけど冷えてないのですぐ温まる。
  カフェで水買うと高いが冷えているが、結局お湯になる。
  水道水でもそこそこの温度の水を小休止毎に入れてもらう方が
  温度的に効率がよいのである。

  たまにやるのは、あえて日向にボトルを置いておいて、
  会計時に水を入れてくれってやる。
  すると、こんなに温まってしまって大変だと氷を入れてくれることが多い。(-_^
  計算シスギか・・・

  このあたりは路肩が狭くて、タダでさえおっかないのに、
  タンクローリーとか大型車が多くて走りづらい。
  それと、ここ2,3日道ばたに手向けてある花束が気になる。
  事故か何かで亡くなったのだろうか・・・気をつけていかないと。

  今日は朝一番で出発してみました。
  午前中に目的地に到着しちゃう何で我ながらスバラシイ。
  涼しいし景色は良いし。3Euro以上得している気がする。

  これで16:00〜18:00くらいで30km進めればとか欲張りたくなる。
  暑くなければね・・・

●明日の予定

  ついにフランス突入か!?
  国境まで直線距離で20km。道のりでも30km程か?
  行けるでしょ。

  って、SanSebastianをもう少し観光したい気もする。
  ビーチ続きだが、一人で海ってのもねぇ・・・ナンダカ

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